因州和紙はただ伝統にとらわれることなく、進化を続けることで千三百年の歴史を積み重ねています。 例を挙げるのなら、1987年(昭和62年)日本で初めて筒型の照明器具を漉く『立体漉き』に成功しました。 2002年(平成15年)人体に有害な有機物を分解して無害化する『光媒体和紙』の商品化に成功しました。 その他にも、カニ殻から抽出するキチンキトサンを漉き込み、熱湯にも強い特殊な和紙の開発にも成功。 まさに『継往開来』の文字通り、先人たちの偉業を確かに受け継ぎ価値ある未来を切り拓き続けています。
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